千葉県議選で日当約束疑い 落選陣営の4人書類送検 旭市選挙区

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 4月7日に投開票された統一地方選の県議選で、報酬を支払う約束をして選挙活動をさせたり、報酬受領を承諾したりしたとして、千葉県警捜査2課は21日、公選法違反(買収約束と事前運動など)の疑いで、旭市選挙区で落選した候補者の元陣営幹部の50代男性=旭市=と、20~50代の男女3人=いずれも匝瑳市=を書類送検したと明らかにした。書類送検は20日付。

 候補者の関与はなかったとみており、千葉日報社の取材に候補者は「選挙が終わってから分かったことで、関知していなかった。支援者らに申し訳ない」と話した。元幹部から謝罪があったという。

 元幹部の書類送検容疑は、県議選告示前の3月、男女3人に日当1万円を支払う約束をして戸別訪問を依頼した疑い。3人は承諾するなどした疑い。同課によると、4人とも容疑を認め、元幹部は「運動員が足りず、自分の判断でやった」と供述している。

 県警が投開票後の4月中旬から任意で事情を聴いていたこともあり、実際には報酬は支払われていなかった。同選挙区は定数1に対し新人4人が立候補した。

 また、統一地方選の千葉市議選で、花見川区の候補者の選挙事務所で「うるさい」と大声を上げ選挙活動を妨害したなどとして、公選法違反(自由妨害)の疑いで、同区の契約社員の50代男性を書類送検した。16日付。

 県警は21日、統一地方選の選挙違反取り締まり本部を解散した。統一地方選では公選法違反で過去最多の615件の警告を出した。