バッカニアーズがDTスーと1年契約

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ロサンゼルス・ラムズのエンダマカン・スー【AP Photo/John Bazemore】

タンパベイ・バッカニアーズが2010年ドラフト全体3位指名選手を放出し、その穴を同年ドラフト全体2位指名選手で埋める。

ジェラルド・マッコイをリリースした翌日、バッカニアーズはフリーエージェント(FA)のディフェンシブタックル(DT)エンダマカン・スーと1年契約を交わした。これは現地の情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたものだ。

先シーズンのスーはロサンゼルス・ラムズでプレーし、自身が3-4スキームにフィットできることを証明していた。このことがバッカニアーズの新守備コーディネーター(DC)トッド・ボウルズの下でスーがマッコイよりもマッチする可能性を高めたのかもしれない。スーはラムズでスロースタートを切ったものの、終盤にかけては実力を発揮し、プレーオフでも大暴れしていた。バッカニアーズが先シーズン終盤からポストシーズンの状態のスーをチームに持ち込めるとすれば、フロントラインにパワーがほしかったバッカニアーズディフェンスにとっては計り知れない力となるだろう。

スーは2018年のレギュラーシーズンで4.5回のサックを決めたが、2015年にデトロイト・ライオンズを去って以降、1シーズンを通じて6回以上のサックを決めたことはない。しかしながら、プレーオフで見せたポケットにプレッシャーを与えるプレーのように、32歳のディフェンシブプレーヤーが士気の高さ次第で力を発揮することは証明されていた。

スーがボウルズのスキームに落とし込まれることによって強力なタッグが形成される可能性がある。ボウルズはニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチ(HC)を務めていた際にスーの獲得を試みていた。しかしながら、当時のスーはニューヨークではなくロサンゼルスを選択。今、ようやくバッカニアーズの新DCは念願叶って切望した選手を手にしたのだ。

ジェイソン・ピエール・ポールが交通事故により首を負傷して長期離脱を余儀なくされた上にマッコイを放出したチームにとって、フロントラインの補強は必須事項だった。先シーズン後半に強さを見せたビータ・ベアとスーをペアリングすることで、爆発的なポテンシャルの高さを持つラインバッカー(LB)のラボンテ・デービッドとデビン・ホワイトのデュオの前線は屈強なインテリアとして機能してもおかしくはない。それでもまだ、ボウルズのディフェンスのすべてがうまく機能するのかどうかは大きな疑問だと言えよう。

スーとの契約内容に関する情報はまだ流れていないが、おそらくマッコイがバッカニアーズから2019年に受け取る予定だった1,300万ドル(約14億4,000万円)よりも少ない金額になるとみられる。

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