宮本亜門が「トニー賞」の魅力語る! 注目は受賞の瞬間「人生ドラマが満載」

WOWOWプライムで6月10日に生中継する「第73回トニー賞授賞式」(午前8:00)のWOWOWアンバサダーとして、演出家の宮本亜門が事前番組「トニー賞直前!ノミネーション徹底解剖」(WOWOWライブ=5月22日午後10:45ほか)及び授賞式当日の生中継でトニー賞の魅力を語り尽くす。

アメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される第73回トニー賞授賞式。2005年に「太平洋序曲」が東洋人初の演出家としてニューヨークのブロードウェーで上演され、トニー賞4部門にノミネートされるなどゆかりのある宮本が、トニー賞の見どころを明かした。

宮本は「この時期になるとソワソワしてきてとても気になります。トニー賞は演劇人・舞台人だけでなく、今のショービジネス、世界のショービジネスにおいても、最も大切な授賞式。今の時代に何がはやっているのか、次はどんな時代になるのかということも予感させてくれる」と魅力をアピール。

今年の司会を務めるジェームズ・コーデンについては「彼がすばらしいのはブロードウェーミュージカルの大ファンと公言していること。いい意味で子どものように歌い踊る、ノリと楽しさがあって、きっと楽しい司会になるでしょう。お客さまを楽しませ、笑わせ、劇場が一体となってみんなと共に楽しみたい、そんな彼ならではの授賞式になるでしょう」と予告する。

今回の見どころについては「やはり受賞した瞬間です。会場がバーッと沸くとともに、受賞者たちのスピーチ。これが人生ドラマ満載なんです。切磋琢磨して本気で演劇をミュージカルを作ってきた人たちだから、人生ドラマだらけ。その一言一言に僕はジワーッと涙ぐんでしまう。そしてブロードウェーはお互いをいつも称え合う。あの空気はトニー賞ならではですね。誰かが勝った負けたではないんです」と楽しみにしている。

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