ホッケー 九州切符懸け初対決 第71回長崎県高校総合体育大会展望

練習に励む男子の川棚=東彼川棚町、川棚高グラウンド

 優勝校がインターハイ切符を懸けた九州大会に挑む。男子は川棚と佐世保工の一騎打ち。今季は人数不足などで各種県大会が開催されなかったため、今回が初対決となる。力は接近しており、終盤までもつれそうだ。女子は川棚1校のエントリーで、自動的に九州大会に出場する。(6月1日・川棚大崎自然公園交流広場)

 男子の川棚は3月まで部員7人だったが、春に新入生が入って試合に出場できる11人がそろった。昨年12月の全国選抜大会を経験した主将の藤川、前平ら3年生を軸に総合力で勝負する。得点源は2年生の竹邊。村井も成長著しい。

 佐世保工は2年生だけのチーム。自信を持って臨んだ昨年は1-2で逆転負けした。悔しさを知る主将の上田、安見、前田、池田らを中心に、9年ぶりのV奪回を目指す。

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