2複3単で競う団体に男子33、女子40校がエントリー。男女とも団体は優勝校、個人はシングルス、ダブルスの2位までがインターハイに出場する。(6月1~4日・三菱重工総合体育館ほか)
=男 子=
団体は3月の全国選抜大会8強の瓊浦が頭一つ抜けている。昨年11月の県新人大会で準優勝した佐世保実などがどこまで迫れるか。
瓊浦はチーム内で競いながらレベルを上げてきた。ダブルスは3月の全国選抜大会3位の中島・杉本組をはじめ、町田・永渕組、立石・高月組、シングルスはエース格の町ら好選手を擁しており、全国上位を狙える力を備えている。
佐世保実は4月の県春季選手権ダブルス8強の松尾・山本組を筆頭に、3年生ペアの古川・松崎組、2年生エース西尾が軸。地道な強化が結果に表れてきた。大村、長崎工なども上位をうかがう。
個人はシングルス、ダブルスともに今季二つの県大会で8強をほぼ独占した瓊浦勢による混戦か。
=女 子=
団体は県のトップを走り続ける諫早商に長崎女が迫る。活水、長崎商、聖和女学院なども有力。
諫早商は絶対的エース小方、勝負強い小川が二枚看板。チームの得点源となる2人に加え、3年生ペアの高比良・古舘組、2年生の柴田、堀本らもスキルが高い。長崎女は唯一の3年生の黒田が大黒柱。町田と組むダブルスは4月の県春季選手権で準優勝した。高月ら有力ルーキーの加入も大きく、9年ぶりのV奪回に挑む。
活水は高尾・高比良組、長崎商は田中・高月組が引っ張る。田中はシングルスも県新人大会、春季選手権ともに8強入りしている。
個人は2年連続で団体を含む3冠が懸かる小方を軸に、各校の主力が競り合う展開になりそうだ。