Dバックス・グレインキー 通算2500奪三振達成も2敗目

【ダイヤモンドバックス2-3パドレス】@ペトコ・パーク

ダイヤモンドバックスのエース右腕、ザック・グレインキーが敵地ペトコ・パークで行われたパドレス戦の4回裏にフランミル・レイエスから空振り三振を奪い、史上37人目となる通算2500奪三振を達成した。現役ではCCサバシア(3013)、ジャスティン・バーランダー(2795)、マックス・シャーザー(2536)、フェリックス・ヘルナンデス(2501)に次ぐ5人目の快挙となり、降板時点での2502奪三振はヘルナンデスを上回り、クリスティ・マシューソンと並んで歴代35位タイの数字。7回4安打3失点と先発の役割を果たしたグレインキーだったが、打線の援護に恵まれず、今季2敗目(6勝)を喫した。

パドレスは先発のマット・ストラームが4回表にエドゥアルド・エスコバーに11号ソロ、5回表にはジョン・ライアン・マーフィーに4号ソロを浴びたものの、6回69球を投げて被安打4、奪三振2、無四球、失点2という安定したピッチングを披露。打線は5回まで無失点に抑えられていたが、6回裏にグレインキーを捉え、二死二塁からマニー・マチャドのタイムリーとエリック・ホズマーの7号2ランで逆転に成功した。このリードを2番手のフィル・メイトン、3番手のクレイグ・スタメンが無失点リレーで守り、最後はクローザーのカービー・イエーツが圧巻の三者連続三振で試合終了。好投したストラームは今季2勝目(3敗)、イエーツは早くも今季19セーブ目をマークした。

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