アストロズ・バーランダー 8回1安打12Kの快投で8勝目

【ホワイトソックス1-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズの大黒柱、ジャスティン・バーランダーが見事なピッチングで今季8勝目をマークした。2三振を含む三者凡退の立ち上がりとなったバーランダーは、2回表二死からヨンダー・アロンゾに四球を与えたものの、3回表に三者三振を奪うなど、6回までノーヒット投球を継続。7回表一死からホゼ・アブレイユに11号ソロを浴び、ノーヒッターの夢は潰えたが、8イニングを投げて12三振を奪った一方で、ホワイトソックス打線を1安打1得点に封じ、チームを勝利に導いた。一方、ホワイトソックス先発のディラン・コビーはユリ・グリエルに4号ソロを浴びるなど、5回途中4失点で今季3敗目(0勝)。打線もヨアン・モンカダが4打数4三振、イロイ・ヒメネスが3打数3三振に終わるなど、バーランダーの前に沈黙した。

バーランダーが快投を続けるなか、3回までホワイトソックス先発のコビーに無得点に抑えられていたアストロズ打線だが、4回裏二死からグリエルの4号ソロで先制。5回裏はトニー・ケンプとジェイク・マリズニックが連続四球を選んでコビーを降板に追い込み、2番手のアーロン・バマーからジョシュ・レディックが四球を選んで無死満塁となったあと、バマーの暴投、マイケル・ブラントリーの2点タイムリー二塁打、カルロス・コレアのタイムリーで4点を追加してリードを5点に広げた。その後は追加点を奪えず、7回表にはバーランダーがアブレイユに11号ソロを被弾したものの、勝敗の行方に大きな影響はなし。9回表は2番手のヘクター・ロンドンが無失点に抑え、試合を締めくくった。

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