舞台「桃山ビート・トライブ」、W主演の宇宙Six・山本亮太&原嘉孝が成功祈願

もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ第7弾舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」の舞台成功祈願&制作発表が東京・花園神社で行われ、ダブル主演を務める山本亮太(宇宙 Six/ジャニーズ Jr.)と原嘉孝(宇宙 Six/ジャニーズ Jr.)のほか、水野絵梨奈/Elina、副島淳、冨岡健翔(MADE/ジャニーズ Jr.)、星野真里、山崎樹範が出席した。

舞台「桃山ビート・トライブ~」は天野純希氏の小説を原作としており、2017年に初演された作品。安土桃山時代を舞台に、“ちほ一座”の4人の若者が音楽を武器に権力者・豊臣秀吉に立ち向っていく姿を描いている。

まずは社殿の前で山本、原、Elina、副島による“ちほ一座”がパフォーマンスを披露。三味線や太鼓の軽快な音に合わせ、エネルギッシュな踊りで魅了した。

場所を移動しての会見には、7人全員が参加。再演への意気込みを聞かれた山本は「もっとレベルアップして、皆さんの期待を超えるのが使命だと思っているので、前回以上に力合わせて頑張っていきたいと思います」と力強く宣言。

同じグループの目黒蓮から役を引き継いでの参加となる原は、「目黒は俺の同期なんですけど、ずっと一緒にやってきた仲間がやっていた役を今回僕がやるというプレッシャーはあります。超えていかないとなぁという思いがすごくあります」と責任感を見せた。目黒に勝っている部分を聞かれると、すかさず山本が「ないよね、ない!」と答え、笑いを誘う。原は「ないのかよ」とツッコミつつも「ルックスは勝てないけど…スタッフさんは『そのままの原が小平太をやれば自然と違うものになる』と言ってくださっていて、その点では俺も心配していません」と胸を張った。

「前回よりレベルアップした部分は?」という話題では、劇中で三味線を弾く山本が「三味線の稽古をして、どうやったらカッコよく見せられるのか研究してます」とアピール。すると山崎が「ちゃんと三味線の本を持ってたもんね」とニヤニヤ。さらに副島に「タイトルなんだっけ?」と促されると「それは恥ずかしい!」と山本は抵抗する。最終的に告白したタイトルは「はじめての三味線」で、「再演なのに!(笑)」と笑いが起こった。

また、冨岡は「個人的に前回の『桃山ビート・トライブ~』が終わってから、本格的に日本舞踊の流派に入門して日舞を始めました。そういう部分も少しずつ出せていけたら理想かなと楽しみにしています」と思いを明かした。

「桃山のキャストさんは、ちょっとした家族のようなもので自分がいやすい場所」と山本が語ったとおり、すでにカンパニーの息はぴったりで、終始笑いが絶えない。それだけ大切な場所だけに、山本は「そこに戻れるんだなと思った時に幸せを感じた」と言いつつ、「プレッシャーがすごい。このプレッシャーに打ち勝たないと。僕らが頑張るのは本当に今なので、いろいろ覆したいなというのはあります!」と再演への気合を見せた。

舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」は、6月14日から16日まで京都・京都劇場、6月21日から7月1日まで東京・EXシアター六本木にて上演される。

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