高温乾燥 本来の真夏と一味ちがう

23日(木)も晴れる地域が多いです。にわか雨や雷雨の心配がある北海道、中国地方以外、ほとんどで超洗濯日和でしょう。

もう一つの特徴は、内陸を中心に朝と昼の気温差が著しいこと。空気が乾いているので朝はしっかり冷え、日中は強い日差しで一気に気温が上がって一段と乾燥。週末までこうした循環を繰り返すので、思いのほか水分補給が必要になります。蒸し暑くはないので、つい日なたに長居することがあるかと。こうした小さな油断や、暑さへの耐性が未だ整っていない等の条件から、熱中症の症状を訴える人が増えていく事態も考えられます。

日本の茹だるようなそれとは異なり、今ごろ限定ともいえる乾燥した暑さ。ヨーロッパの真夏(の結構暑い日)に似ていますが、緯度があまり高くない日本は紫外線がより強烈なので、その点は注意です。

気象予報士・高橋 和也

画像について:5月23日(木)時系列予報(一日の気温差が大きい地点を選出)

© 株式会社ウェザーマップ