【ヨーロッパリーグ】政治的問題でムヒタリアンのEL決勝欠場が決定…エメリ監督「残念な知らせだ」

アーセナルのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは、政治的な問題からUEFAヨーロッパリーグ決勝チェルシーに欠場することが決定した。

【プレミアリーグ】ヨーロッパを席巻しているイングランド勢…ジャカが仰天プランを提示⁉︎「CL出場枠を6つに増やすべき」

ムヒタリアンの母国アルメニアとヨーロッパリーグ決勝の舞台となっているアゼルバイジャンは長年にわたって対立関係にあり、ムヒタリアンの安全が保障されるか大きな論点となっていた。UEFAはアゼルバイジャン政府の協力のもと、ムヒタリアンの安全を保障すると主張。しかし、クラブとムヒタリアンの家族を交えて話し合いをした結果、バクー遠征には帯同しないと発表した。アーセナルのウナイ・エメリ監督も「個人の意見を尊重する」と前置きし、「彼がいないのは悪いニュース」と嘆いている。

アーセナルのチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるヴィナイ・ヴェンカテシャム氏も、ムヒタリアンが欠場せざるを得なくなった状況に、「受け入れられない」と本音を口にした。「この問題に対し強くありたいと思う自分がいるが、うまく言葉が見つからない。受け入れられないと感じている。彼が遠征に行けない事は非常に悲しいことだ。ヨーロッパリーグ決勝なんてそう何度も得られる機会じゃない。彼らはそれをミッキー(ムヒタリアンの愛称)から奪ったんだ。並外れた恥だね。UEFAには二度とこういった事が起こらないよう主張しとくよ」。

政治的問題でムヒタリアンのEL欠場が決定

© 株式会社SPOTV JAPAN