ジャイアンツが9回裏3得点 劇的な逆転サヨナラ勝ち

【ブレーブス3-4xジャイアンツ】@オラクル・パーク

ジャイアンツは2点ビハインドで迎えた9回裏、ブレーブス5番手のルーク・ジャクソンに4安打を浴びせて3点を奪い、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。ブレーブス先発のフリオ・テーランが6回途中3安打1失点、ジャイアンツ先発のショーン・アンダーソンが6回途中2失点と試合を作り、ロースコアの接戦となった一戦は、7回表にブレーブスがフレディ・フリーマンのタイムリーで1点を追加し、ブレーブスの勝利が濃厚と思われたものの、9回裏にジャイアンツが猛反撃。それまでの8イニングで5安打に封じられていたが、1イニングに4安打を集中し、最後の最後で試合をひっくり返した。ジャイアンツ5番手のトレバー・ゴットが今季2勝目(0敗)をマーク。逆転サヨナラを許したジャクソンは今季初黒星(2勝)となった。

1回表にニック・マーケイキスのタイムリー二塁打で先制したブレーブスは、その裏にエバン・ロンゴリアのタイムリー二塁打で同点とされたものの、6回表にブライアン・マッキャンの犠牲フライで2対1と勝ち越し。7回表にはフリーマンのタイムリーでリードを2点に広げ、勝ちパターンの継投に入った。しかし、ジャイアンツは9回裏一死からブランドン・クロフォードがヒットで出塁し、二死二塁となったあと、ケビン・ピラーのタイムリーで1点差。さらにピラーの盗塁、代打パブロ・サンドバルのヒット、代走マック・ウィリアムソンの盗塁で二死二塁となり、ジョー・パニックのライト前ヒットで二者が生還して逆転サヨナラとなった。ヒーローとなったパニックは2安打2四球で4出塁の大活躍。ブレーブスはジャイアンツ(9安打)を上回る11安打を放ちながらも、チャンスであと一本が出なかったことが最後に響いた。

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