長崎県内初導入 させぼバスの2階建てバス 6月試乗会

させぼバスが導入した2階建てバス(させぼバス提供)

 させぼバス(中島忠彦社長)は、長崎県内で初めて導入した貸し切り用の2階建てバスで市内を巡る試乗会を6月に開く。同社は「普通のバスとは違う眺めを体験してほしい」と呼び掛けている。
 させぼバスは3月に廃止になった市交通局の元子会社。現在は西肥バスが主体となっている路線バスの一部路線を受託して運行。貸し切りバス事業も手掛けている。2階建てバスは、新たな節目に特色のある取り組みをしようと導入した。
 試乗会は6月8、9、10日に開く。午前9時と午後1時半に、いずれもJR佐世保駅近くのエスプラザ前を出発する。コースは三川内焼美術館と梅ケ枝酒造を巡る約3時間。無料。
 申し込みは5月29日午後5時までに、往復はがきに▽住所▽参加者全員の氏名と年齢(1枚で4人まで応募可)▽電話番号▽希望の日付と便を記入し、〒857-0862、佐世保市白南風町7の38、させぼバス「市民招待2階建てバス試乗会」係まで。定員は各便30人。応募多数の場合は抽選がある。問い合わせは同社(電0956.22.2822)。

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