議会改革・運営の抱負聞く

苫小牧市議会

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金沢議長・財政対策しっかり進める

藤田副議長・公共施設での議会中継も

今後の議会運営について語る金沢議長(左)と藤田副議長

 苫小牧市議会の新しい議長に決まった金沢俊氏(新緑)と副議長の藤田広美氏(公明)に、議会改革や今後の議会運営、抱負を聞いた。
(佐藤重伸)

 ―就任の感想と抱負は。

 金沢議長 議会は市民の願いを実現するための場であり、活発な議論が行われ、市民のための議会となるように運営をしていきたい。

 藤田副議長 金沢議長を支えて議会改革を進め、市民に開かれた議会にしていきたい。

 ―市政の課題は。

 金沢議長 人口減少に危機感を感じている。子どもたちが大人になった時、まちを運営していくための財源が確保できるのだろうか。財政対策はしっかりと進めていかなければいけない。

 藤田副議長 人口減少対策に加え、歩いて暮らせるまちづくり。つまり、バスなどの交通対策をまちづくりの重点に掲げていくべきだろう。
 ―投票率の低下を食い止めるため、市長と市議会議員の選挙日程を同日にすべきとの意見もあるが。

 金沢議長 同日選挙は再度、検討する必要がある。

 藤田副議長 同日選挙には賛成しているので、議論を重ねたい。

 ―市民に訴えていくことは。

 金沢議長 市議会の議決が市民生活に必要であることを知ってもらいたい。議会だよりの発行、議場コンサートのほかに、啓発活動にも力を入れる。

 藤田副議長 インターネットを活用して、公共施設での市議会中継なども検討してみたい。

 ―IR(カジノを含む統合型リゾート施設)に関する議論がいよいよ本格化する見通しだが。

 金沢議長 仮に誘致されたとしても、人口増加になるのか。さらに、地元の中小企業が人材確保に苦労する―と懸念しているので、行政の考えを聞き、議論を深めていきたい。

 藤田副議長 市民理解はまだまだ進んでいない。国の動向を踏まえながら、議論を進めていく。