「介護予防プログラム」 諫早市がDVD作成、配布

諫早市が作成したDVD「介護予防プログラム」とカード式の「介護予防のすゝめ」

 高齢者グループで体力維持に取り組んでもらおうと、諫早市はDVD「介護予防プログラム」を作成した。筋トレや脳トレの方法を図解や写真で示したカードの動画版。筋トレなどの監修者、鹿屋体大の中垣内真樹教授が実演する映像に合わせて、上半身ストレッチやリズムに合わせた脳トレに挑戦できる。
 市の一般介護予防事業は65歳以上を対象に、5種類の教室を市内25カ所で開催。このうち、脳トレと筋トレ、口トレ、手ばかり栄養(手を目安にした栄養摂取法)の方法を紹介したカード「介護予防のすゝめ」を2017年度に作成した。
 DVDはカードの幅広い普及を目指し、中垣内教授による筋トレと脳トレメニューをビデオで撮影。初級、中級、上級の3パターンがあり、字幕入りで動きを説明した後、映像に合わせて複数回できる流れ。
 500枚作成。4月末の市老人クラブ連合会総会で実演を交えて紹介すると、同連合会支部などの十数団体が早速、市高齢介護課に入手を申し出た。DVDはグループ単位で無料配布している。

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