やはりJリーグ勢は強かった!しかし王者は姿消す

ACLはグループリーグ全日程を終え、ラウンド16進出チームが決定。苦戦したもののJリーグ勢は順当に勝ち上がった。しかし、残念ながらJ1王者は姿を消してしまう。

浦和レッズの興梠は最終節で、ACL日本人最多出場数の単独トップに立った。また、この日は自身の持つ日本人最多ゴール数も更新。

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は5月22日にグループリーグ全日程を終えた。Jリーグ勢は出場した4クラブ中3クラブがラウンド16進出を決めている。順当と言える結果だが、J1王者は姿を消すこととなった。

クラブワールドカップ出場を目指し、鹿島アントラーズは連覇を、浦和レッズは2シーズン振り優勝を狙う!サンフレッチェ広島は開催国枠で参加した2012年以来の出場権を勝ち取れるか!?

各クラブが苦戦したグループリーグだったが、最終節は見応えがあった。サンフレッチェ広島は最終節前にラウンド16進出を決めていたが、日本の本田圭佑がこの試合をもって退団するオーストラリアのメルボルン・ビクトリーと対戦。鹿島アントラーズと浦和レッズは、勝利または一定の条件を満たさないと敗退となる。川崎フロンターレは自力での突破の可能性は消滅していたが、勝利すれば他会場の結果次第では逆転もあり得る。このような状況で迎えたACLグループリーグ最終節の結果は、以下の通りとなった。

メルボルン・V 1-3 サンフレッチェ広島

山東魯能 1-2 鹿島アントラーズ

浦和レッズ 3-0 北京国安

シドニーFC 0-4 川崎フロンターレ

Jクラブは4クラブとも勝利でグループリーグを締めくくるも、完勝した川崎フロンターレは勝ち点1差で3位となり敗退となってしまった。J1王者は姿を消したが、日本勢によるACL3連覇の可能性は充分にあるだろう。

© 株式会社愛幸