沖縄県の被害3000万円 与那国の大雨で農業施設、道路などに被害

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 沖縄県農林水産部は22日までに、与那国町で13日に降った記録的大雨で、県の農業施設などに約3千万円の被害が出たと被害額をまとめた。のり面崩壊や水路から水があふれ出たことによる道路の浸食が確認された。

 農作物の大きな被害は現段階では確認されていないが、牛舎の冠水により牛が1頭流されて死亡する被害があった。県農林水産部は被害状況について引き続き調査を進めている。

 与那国町は水稲やサトウキビの栽培で有名だが、現段階で農作物の被害は確認されていない。JAおきなわによると大雨により水田が約14ヘクタール冠水したが、6月の収穫を終えて精米をしなければ作物への影響は確認できないという。JAおきなわが管理する製糖工場では、公共の排水溝が壊れたことで補修のために操業を一時停止した。

 県農林水産部総務課の新垣善史班長は「災害復旧事業を活用して、できるだけ早く農業用施設の機能が回復するよう取り組んでいく」と話した。