ウンピョウ「イーナ」天国へ 熊本市動植物園

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展示室でくつろぐウンピョウのイーナ=2018年11月、熊本市動植物園(池田祐介)

 熊本市動植物園(東区)は22日、希少動物ウンピョウのイーナ(雌14歳)が死んだと発表した。人間の年齢に換算すると80代後半。今年2月から体調を崩していた。死因を調べている。

 イーナは2月末ごろから肝炎の症状が出始め、4月中旬から食欲が低下。今月14日には餌を受け付けなくなった。点滴による栄養補給が続いたが、22日午前の点滴後、治療室で死んだ。

 イーナは2016年3月、横浜市のよこはま動物園から双子のきょうだいジュール(雄14歳)と来園。一般公開前に熊本地震が起きたため昨年10月まで福岡市動物園に避難し、熊本市動植物園が全面開園した昨年12月に一般公開された。

 国内の動物園で飼育されているウンピョウは3カ所で計8頭となった。戸澤角充園長は「心配していたが、残念な結果になった」と話した。23日、ウンピョウ舎前に献花台を設ける。(高橋俊啓)