「I-70シリーズ」ダブルヘッダーは1勝1敗で終了

第1試合【ロイヤルズ8-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
第2試合【ロイヤルズ3-10カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ミズーリ州に本拠地を置くロイヤルズとカージナルスの対戦は、両軍の本拠地がミズーリ州の州道70号沿いにあることから「I-70シリーズ」と呼ばれている。前日の試合が雨天中止となったためダブルヘッダーで開催された「I-70シリーズ」は、ロイヤルズが第1試合、カージナルスが第2試合に勝利し、1勝1敗で終了した。第1試合はロイヤルズが3回表に一挙6点を奪い、8対2で快勝。ロイヤルズ先発のブラッド・ケラーが7回2失点の好投で今季3勝目(5敗)をマークした。一方の第2試合はカージナルス打線が4本塁打を放ち、10対3で大勝。ベテラン右腕のアダム・ウェインライトが5回3失点で今季4勝目(4敗)をマークした。

先発のマイケル・ワカが5回途中7失点(自責点6)でノックアウトされ、第1試合を落としたカージナルスは、ベストメンバーで臨んだ第2試合で打線が爆発。初回にマーセル・オズーナの14号3ラン、2回裏にマット・カーペンターの6号2ランが出て5点を先行すると、2点リードで迎えた6回裏にはデクスター・ファウラーの4号ソロ、7回裏にはヤディアー・モリーナのタイムリーとコルテン・ウォンの6号3ランが飛び出し、2ケタ得点に到達した。ウェインライトの降板後は、2番手のジョン・ガント、3番手のアンドリュー・ミラー、4番手のカルロス・マルティネス、5番手のジョン・ブレビアが各1イニングを無失点に抑え、ロイヤルズの反撃をシャットアウト。オズーナは今季の打点を45とし、ジョシュ・ベル(パイレーツ)と並ぶ両リーグ最多タイとなっている。

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