米国で広がるユダヤ人差別に警鐘

外交官・杉原千畝しのび息子ら

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杉原千畝をしのぶイベントで、ナチス・ドイツから逃れた生存者(右)から記念の品を見せられる四男の伸生さん(左)=22日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】第2次大戦時にナチス・ドイツの迫害から逃れようとしたユダヤ人に日本への査証(ビザ)を発給し「東洋のシンドラー」と呼ばれた外交官・杉原千畝(1900~86年)の四男、伸生さんが22日、米ニューヨークで開かれた千畝をしのぶイベントに登壇し、ユダヤ人差別が広がる現在の米国社会に警鐘を鳴らした。

 イベントはユダヤ人遺産博物館で開かれた。リトアニアで千畝に「命のビザ」を発給されて米国に逃れた生存者や子孫らが、ビザのスタンプが押された旅券のコピーや両親が横浜まで運んだスーツケースなどを手に集まった。