第86回東京優駿(日本ダービー)追い切り

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第86回東京優駿(日本ダービー)追い切り

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22・23日、美浦・栗東両トレセンにて第86回東京優駿(日本ダービー)G1に出走する18頭の追い切りが行われた。 注目は4戦無敗の皐月賞馬サートゥルナーリア。22日は栗東Cウッドコースで併走追い。直線は追われる相手を楽々交わして、馬なりのまま1馬身先着。順調な仕上がりを印象付けた。対する皐月賞僅差の2着から巻き返しを狙うヴェロックスは、栗東Cウッドコースを6ハロンから単走。ラスト1ハロン11秒6と素晴らしい瞬発力を見せた。また、枠順発表で本賞金900万円の馬5頭から2枠を巡る抽選では、ヴィントとマイネルサーパスが入った。

コースへ出る前に乗り運動をするサートゥルナーリア

サートゥルナーリアはCWコースで併走追い。直線は追われる相手を楽々交わして、馬なりのまま1馬身先着。順調な仕上がりで二冠達成に死角なしか

サートゥルナーリアについて共同会見で話す辻野助手。
「東京の舞台はもしかしたら最適な舞台なのかと。二冠の資格を持って出走できるのはこの馬だけですし、僕ら関係者もファンの皆様も期待していると思いますので、一生懸命最後まで走ってもらいたいです」

ヴェロックスはCWコースを6ハロンから単走。ラスト1ハロン11秒6でまとめ、いい瞬発力をみせた

ヴェロックスを管理する中内田充正調教師の共同会見。
「1週前追いで速い時計を出して負荷をかけた。輸送を考えて今朝は調整程度。順調だと思います。ここ(ダービー)を目標にしてきたし、東京の2400メートル戦はベストの適性ではないかと。いい競馬を見せられれば」

アドマイヤジャスタ(左)はミルコ・デムーロ騎手を背に坂路で併せ馬で、先行併入した

ランフォザローゼス。祖母エアグルーヴという良血。ダービーでの鞍上は、昨年のダービージョッキー福永祐一騎手

22日、CWコースで併せで追い切りを行うリオンリオン(内)横山武史騎手騎乗

父横山典弘騎手の騎乗停止でダービー初騎乗の大役が回ってきた、横山武史騎手とリオンリオン

リオンリオンの追い切りを終え、松永幹夫調教師(右)と話す横山武史騎手(左)

エメラルファイト。美浦トレセンにて。石川裕紀人騎手は2016年のイモータル以来2度目のダービー騎乗となる

ダノンキングリー(内)は美浦Pコースで、戸崎騎手を背に5ハロン69秒6ー12秒9をマークし、併せ馬で併入した

ナイママ。門別競馬場でデビューし、札幌のコスモス賞と札幌2歳S2着で賞金を加算し、JRAへ転入。前走京都新聞杯4着からさらに着順をあげることができるか

ニシノデイジー。重賞2勝馬。「距離延長はむしろプラス」と、デビュー以来コンビを組む勝浦正樹騎手

マイネルサーパス。5分の2の抽選対象だったが抽選を突破し、ダービーの舞台へ

ヴィント(右)はCWコースを併せ馬で追い切った。
この馬も5分の2の抽選待ちだったが、見事抽選を突破し出走へ。竹之下智昭騎手は22年目にしてダービー初騎乗

ロジャーバローズ(左)は栗東の坂路にて

メイショウテンゲンはCWコースで追い切った。レース当日の鞍上は、ダービー5勝の武豊騎手

シュヴァルツリーゼ(10)。キャリア3戦でダービーの舞台へ

サトノルークス(内)池添騎手とダノンチェイサー(中)アドゥブラ騎手、3頭併せで追い切った

ダノンチェイサーに騎乗するアドゥブラ騎手の共同会見。(しかしその後ダノンチェイサーは調教後に左寛ハ行が判明し、ダービーを回避)

ダノンチェイサー(中※回避)アドゥブラ騎手とサトノルークス(内)池添騎手。3頭併せで追い切った

クラージュゲリエ(内)。CWコースでスヴァルナと併せ、1馬身先着

ダービー3頭出しの池江泰寿調教師の共同会見(22日)。その後ダノンチェイサー調教後に左寛ハ行が判明し、ダービーを回避。
「(サトノルークス)セリの時から本当に期待されていた馬で、そういう馬でダービーに出走できることは光栄だと思います。皐月賞は悔しい思いをしましたし、能力はヒケを取らないと思いますので、この馬でも一発を狙っています」
「(クラージュゲリエ)最終追い切りについて、CWコースで長めから追いましたが、思ったより時計も出ていい動きでした。精神的にも成長しているし、一発逆転を狙いたい」

23日、坂路で追い切りを行ったレッドジェニアル(右)

昨年はワグネリアンが優勝し、福永祐一騎手が悲願のダービー初制覇を成し遂げた。
2016年に生まれた7071頭の頂点に立つ馬は果たして。注目の発走は15時40分

撮影:吉永俊介(美浦)、阪本達夫・稲葉訓也(栗東)

撮影日:2019年05月22、23日