これから日本でも人気が出そう! 韓国の山ブランド<CAYL>の魅力に迫る <CAYL>という名を聞いてピンときた人はかなりのアウトドアギア事情通。実は、国内最大規模のアウトドア展示会“Off the Grid”にも2年連続で出店している今大注目の韓国発アウトドアブランドなのです。日本でも取り扱いが開始されるとのウワサもある注目株の人気アイテムを、一足先にご紹介します。

一目惚れした人が続出! 巷を賑わすガレージブランド<CAYL>

みなさん、<CAYL>というブランドを知っていますか?

「アウトドア・スタイルの新しいデザインを提案する」をキャッチフレーズに、2015年から毎年4月に開催されている国内最大規模のアウトドア展示会“Off the Grid”にも、2018・19年と出店している今大注目のアウトドアブランド<CAYL>。今年も、そのかっこいいウエアやギアに一目惚れした人が多かったようです。

バックパックに一目惚れ! @mount_harukaさん

もともと、CAYLのザックが気になっていたのですが、4月に行われたOff the Gridでこちらのアノラックを見つけました。

決め手は山のウェアでは、あまり見かけないアイスグレーの色味。加えて、試着した際、わりとしっかりとした布地のため、アノラックらしい丸みのあるフォルムやフードの形がしっかりと残るので気に入りました。

実際に山に着ていった時の使用感は、サラリとした肌触りながらもしっかりと風は防いでくれて、包まれている安心感があります。アノラックは羽織れないので面倒という方もいるかもしれませんが、ゆとりのあるサイズ感とパリッとした布地なので、着脱しやすかったです。by miyacocco_lionさん

周りとかぶりたくない人必見! <CAYL>5つの注目ギア

(ブランド名は、“Climb As You Love”の略なのだそう。)

<CAYL(カイル)>は韓国発のアウトドアブランド。登山・クライミング向けのウェアやバッグ、アクセサリーなど幅広く展開しています。”climb our LIFE”をコンセプトに、街でも使えるミニマルで洗練されたデザインが特徴です。

中でも押さえておきたい注目のギアを5つご紹介します。

1番人気!? ロールトップのバックパック「MARI」

防水性のある生地を採用したロールトップタイプのバックパックです。容量約30Lで500g弱と非常に軽量でULハイカーにもおすすめ。前面の止水ファスナーをガバっと開いて内部にアクセスできるので、パッキングしやすいのもポイント。アシンメトリーのオシャレなデザインも相まって、同ブランドの中でも特に高い人気を誇るアイテムです。

シンプルでいて存在感が光るサコッシュ「SEORAK 3」

(正面/着用)

「MARI」同様、防水性の高い生地と止水ジップを採用したサコッシュ。デジカメや行動食、地図などの携行品が一通り入るちょうど良いサイズ感です。前面のメッシュポケットはリフレクター素材なので、自転車乗りにもおすすめ。55g程度と超軽量で、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイントです。

カーブしたジップが個性的「Aerate Anorak」

(正面/横)

無駄な装飾をそぎ落としたミニマルデザインのアノラックパーカー。もたつかず、ピタッとしすぎない絶妙なフィット感で、通気性と運動性を両立させています。カーブを描くように非対称に配された首元と胸ポケットのジップは、単にオシャレなだけでなく、スッと開けやすいという機能性も考えられたデザインなのです。

山で映えるギンガムチェック柄「Seersucker Hiker Shirts」

(正面/ポケット)

アイロンがけ不要で通気性に優れたシアサッカー生地のシャツです。ザックのチェストベルトと干渉しないように配された胸ポケットや、メッシュ素材のヨーク、脇のベンチレーションなど気の利いた機能が満載。普段着としても活躍しそうなビビットなギンガムチェック柄は、マンネリした登山のコーデに彩りを与えてくれます。

ポケットに収まるパッカブル仕様「Nylon Easy Pants」

動きやすいストレッチナイロン素材のパンツは、裏地をメッシュにすることで通気性もしっかり確保。表面は撥水コーティングが施されているので突然の雨でも安心です。なんと背面のファスナーポケットに本体を収納できるポケッタブル仕様。トレランや登山だけでなく、旅行でも活躍してくれそうです。

日本では手に入らない!? 今後の展開に期待!

機能をしっかり備えつつ、見た目にもかっこいいアイテムを多数輩出している<CAYL>。登山でもファッションを楽しみたい人は特に、マークしておくべきブランドです。

残念ながら現時点では日本に正規輸入代理店がなく、手に入れるには出店するイベントに足を運ぶか、個人輸入という方法しかありません。いくつかのショップが交渉をしているようなので、今後日本でも大々的に取り扱いが始まる可能性があるかも!? 気になる人は、韓国に旅行に行く機会があれば、現地の直営店を訪れてみてはいかがでしょうか?

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