溝端淳平が瀧本美織の天然ぶりに「こんな奇跡的な人っているのか?」

6月1日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「仮面同窓会」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)の取材会に主演の溝端淳平と共演の瀧本美織が参加した。

本作は作家・雫井脩介氏の同名小説を原作に、出来心から始まったいたずらが不可解な殺人事件となり、高校時代の友人たちが疑心暗鬼に陥っていく物語。近年舞台を中心に活動していた溝端にとって、本作は8年ぶりの民放連ドラ主演作。溝端は「この8年間は蜷川幸雄さんと出会い、難解なものにチャレンジしてきて、成長できるように精進してきた時間でした。そこで経験したものを今回のドラマで出していきたい」と宣言し、「今回のお話をいただいて鳥肌が立ちました。チャンスをいただけた分、返していきたい。身が引き締まる思いです」と大役にうれしそうだ。

回想シーンで制服姿を披露する現在27才の瀧本は「制服姿で失礼しています、という感じ」と照れつつ、「現役から10年もたっていると恥ずかしいものです。でも年齢は関係ないぞ!という気持ちで、前向きな気持ちをもらっている。これからもどんな役でもやっていこうと思っています」とまんざらではない様子。

そんな瀧本について「一言で場を和ませてくれるような人。存在自体がオアシスで女神」と溝端は絶賛するが、「誰も信じないような冗談を信じる。あまりにも屈託なくて、いつでも笑顔。誰も傷つけない。あまりにも純粋。こんな奇跡的な人っているのか?と思う」といぶかし気。

瀧本は「よく天然と言われるけれど、天然ってなんだろう? 自分はいたって普通」と困惑も「永井大さんから『うちの2歳の息子はバク転ができる』と言われて、それも信じた。永井さんのお子さんだったらできるのかも…と思ってしまった」と実際に天然だった。

© 株式会社東京ニュース通信社