徳光和夫の次男「プロレスデビューでエンタメの魅せ方を学ぶ」

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フリーアナウンサー徳光和夫の次男でタレントの徳光正行が、4月7日にプロレスデビューした。ロッキー川村と組み、バラモン兄弟(バラモンシュウ、バラモンケイ)とのタッグ戦を繰り広げた。

――プロレスデビューされたそうですが?

「バラモン兄弟と試合して、スーツケースでぶん殴られて失神しました! もう痛くて3日間くらい首が動かなかったですね(笑)。

でも、プロレスって四方から見られるじゃないですか。一流のレスラーは、背中の表情とかもかっこいいんですよね。エンターテイメントとしての魅せ方を学びました。また機会があれば戦いたいです」

――痛い、苦しい思いをしても、またリングに立ちたいと思うのはどうしてですか?

「あれは、中毒なんです。だって、四方から視線が注目されることなんてなかなか経験できることですからね。ちょっとしたエクスタシーかもしれないです」

――プロレスはもともと興味があったんですか?

「これは単純に父親が実況していたので、3歳くらいのときに会場に連れて行かれたことがあるんですよ。テレビで見ていたウルトラマンが目の前にいるという感覚で、興奮したのを覚えています。どんどんのめり込んでいって、気づいた頃には覆面レスラーのミル・マスカラスが自分のアイドルでしたね」

――得意技は?

「フライングボディアタックです。幼少期に見ていたミル・マスカラスの技を自分がやっていると思うと、本当になんとも言えないくらいの快感でした」

――実況を徳光和夫さんにしてもらいたいですね。

「実況してくれたら……ちょっと面白いですけどね(笑)。幼いときにプロレスの試合を生で見てからというもの、選手の背中をいつまでも追いかけていたんですが、いつからか父の背中を見るようになり、芸能界に入りました。

この仕事に入ってから父に教えられたことがあって、『とにかく人の話を聞きなさい。僕らは伝え手なんだけど、伝えることより人の話を聞き出すのがお前の仕事』だと言われましたね。

『1時間番組でお前の自由に話していい時間は、多分30秒くらい。そこで何を言うのか考えなさい。それ以外は相手のかた、共演している人のよさを引き出す。それが司会やアシスタントの仕事だよ』と教えてくれました。

自己主張ではなく、相手を引き出すというのは司会だけでなく、仕事やプロレスにもつながっています。それが僕らの仕事なんですよね」

――今後、何かやりたいことはありますか?

「今年の3月に僕が書いた『怪談手帖 怨言』を原作に脚本を担当した短編映画『シラユキサマ』が公開されたんです。いま、いちばんやりたいことは映画の脚本や監督ですね」

徳光に話を聞いたのは、若手芸人の登竜門番組『東京オーディション(仮)』(TOKYO MX)の収録現場。オンライン英会話コーナー「ネイティブキャンプ」にゲスト出演していたので、英語についても聞いてみると……。

「英会話も勉強したいです!
何事に関しても楽しいというのがいちばん吸収すると思うんです。映画をよく見るんですけど、好きな外国人俳優のマネをすることがあって。ちょっと人前でふざけてマネするのが好きなんですけど、発音の勉強になったりするんです。

ちなみに、プロレスのWWEって、マイクで罵り合いをするんですけど、世界各国で放送されるから、みんなゆっくりわかりやすいような英語を使ってくれるんですよ」

やはり、エンタメの仕事は、相手を引き出し、それを丁寧に伝えるということなのだろう。