長崎市のアジサイが間もなく見ごろ。中島川沿いでは、紫や赤、ピンク、青など色とりどりに沿道を彩っている。市によると、ピークは6月上旬ごろの見込み。
恒例の「ながさき紫陽花(おたくさ)まつり」は今月25日開幕。6月16日まで、グラバー園やJR長崎駅など5会場で「卑弥呼(ひみこ)」や「ダンスパーティー」など20種類約3500鉢のアジサイが観光客を出迎える。
期間中、市内の飲食店4店舗がアジサイをイメージした魚介スープ「長崎そっぷ」を提供。問い合わせは市水産農林政策課(電095.820.6562)。
まつりに合わせ、市内で催しもある。県花き振興協議会は25、26日午前10時~午後4時、眼鏡橋周辺で「お手入れ相談会・即売会」を開催。寺町の興福寺では6月9日まで、アジサイ約100種類が楽しめる「紫陽花季」を開く。拝観料300円。30日まで何度も入場できる「紫陽花パスポート」は500円。