統計不正防止策を大筋了承

総務省委員会、7月決定

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総務省統計委員会の「点検検証部会」=23日、東京都内

 政府統計の司令塔を担う総務省の統計委員会は24日の会合で、不正調査の再発防止策を示した素案を大筋で了承した。7月までに正式決定する。西村清彦委員長は「ガバナンス(組織統治)の確保や、統計作成の体制充実が極めて重要だ。実効性のある対策にしていきたい」と述べた。

 素案は同委員会の「点検検証部会」が作成した。各府省に「分析審査担当官」の配置を提言。統計担当部署から独立した立場で、不正や不適切な処理の有無を確認し、ミスが発覚した場合は対策の検討に当たる。データの正確性を確保するため、調査票の回収・集計といった業務のデジタル化を進める方針なども示した。