「裁量制」適応障害で労災認定

独に派遣、残業月100時間超

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 タイヤメーカーのコンチネンタルタイヤ・ジャパン(東京都品川区)から本社のドイツに派遣され、日本の裁量労働制に当たる制度で働いた社員が、適応障害を発症したのは105時間を超える残業が原因だったとして、品川労働基準監督署が労災認定していたことが24日、分かった。認定は3月5日付。

 弁護士が記者会見で明らかにした。弁護士によると、社員は2016年6月からドイツに派遣され、現地で日本の大手自動車メーカーへの営業を担当。17年2月以降、品質不良のタイヤを納品したトラブルの対応で、同年7月に適応障害を発症した。

 発症直前1カ月の残業時間は、100時間を超えていた。