「キングオブコント2019」開催決定、前回王者・ハナコは優勝で人生激変

優勝賞金1000万円をかけてコント日本一を決めるTBS系「キングオブコント2019」(放送日時未定)の開催決定会見が行われ、昨年大会で11代目キングに輝いたお笑いトリオ・ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴、岡部大)らが出席した。秋山は「本当にあの一夜で変わりました。あの週からアルバイトも辞めまして、1年間お仕事もじわじわと増えつつあります。皆さんも人生が変わるように、ぜひ頑張ってください」と今年の挑戦者にエールを送った。

同大会はプロ・アマ、芸歴を問わず“真のコント王”を決める大会として2008年にスタートし、今年で12回目を迎える。会見には昨年のファイナリスト・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)も出席し、参戦を表明した。

ハナコは優勝後に「地元の岡山で初めて冠番組を持たせてもらいました」(秋山)、「故郷の秋田で凱旋(がいせん)公演を行って、地元の同級生やおばあちゃんも来てくれて、うれしかった」(岡部)、「結婚しました。優勝したら結婚しようと思っていたので」(菊田)とそれぞれ人生が大きく変わったことを告白。秋山は「(M-1王者の)霜降り明星とかと比べると、すごくじわっとした活躍になってしまうんですけど」と苦笑いを浮かべつつ勢いを感じていることを明かした。

連覇がかかるハナコは「まだ迷っている」(秋山)と参戦表明を保留したが、前回は3位に終わったチョコレートプラネット・松尾は「昨年は1本目のネタが1位だったので、すぐそこまできていた冠を外された感じがあってマジで悔しかった。今年は絶対に優勝します」とリベンジを宣言。一方、昨年7位のマヂカルラブリー・野田は「もうちょっと順位を上げて、5位を目指します」と控えめな目標で笑いをとりつつ、「決勝に出たおかげで寄席もすごく増えました。ギャラも上がってうれしかったので、優勝して違う景色を見たい」と訴えていた。

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