米ドラ1右腕のホークス入り 現役MLB選手は決断に賛成 「間違いなくいいこと」

昨年ブレーブスからドラフト1巡目指名を受けていたカーター・スチュワート【写真:Getty Images】

レイズのキャッシュ監督は「それが彼の決断だ」

 ソフトバンクが昨年の全米ドラフト1巡目(全体8位)でブレーブスに指名された19歳のカーター・スチュワート投手との契約に合意したと、米メディアが報じている。正式には発表されていないが、契約は6年総額で700万ドル(約7億7000万円)以上になるという。スチュワートとの決断に現役メジャーリーガーは「彼の将来は明るいように思える」と賛成の声を上げている。

 スチュワートは昨年のドラフト指名後、手首の懸念もありブレーブスとは契約に至らなかった。その後はイースタンフロリダ州立短大に進学。今年のドラフトでも上位指名の有力な候補に挙げられていた。

 全米ドラ1右腕がメジャーではなく日本球界入りを決断した報道は日米で大きな話題となっている。レイズの地元TV局「WTSP」のライアン・バース記者は自身のツイッターでケビン・キャッシュ監督とオースティン・メドウズ外野手に日本球界入りを決断した右腕を問う動画を公開した。

 キャッシュ監督は「今年はドラフトされることを望まず、(海外で)プレーすることを求めた。それが彼の選択だ。もし他の誰かが彼を獲得したいなら、より多くの金額を出すしかないってことだろう」と、語りスチュワートの決断を尊重。

 2013年にパイレーツからドラフト1巡目で指名され入団を決めたメドウズは「良いことだよね。彼が怪我してプロ入りできなかったってどこかで聞いた覚えがあるんだ。彼は野球を続けることになるんだから、間違いなく良いことだよ。彼が(7年の)契約を終える頃には25歳になっているんでしょ? 正直言って、彼の将来は明るいように思えるね」と称えていた。(Full-Count編集部)

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