殿堂入り選手の息子が2人 ブルージェイズが史上初の快挙

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殿堂入り選手ブラディミール・ゲレーロを父に持つブラディミール・ゲレーロJr.が活躍中のブルージェイズは、日本時間5月25日、同じく殿堂入り選手のクレイグ・ビジオを父に持つキャバン・ビジオをメジャーへ昇格させた。殿堂入り選手の息子2人がチームメイトになるのは、メジャーリーグ史上初めての出来事である。なお、同日のパドレス戦にゲレーロJr.は「2番・三塁」、ビジオは「8番・二塁」で先発出場している。

ゲレーロJr.の父ブラディミールは、エクスポズ、エンゼルスなどで16年にわたってプレイした強肩強打の外野手であり、エクスポズ時代の2002年には「40-40」にあと一歩と迫る39本塁打&40盗塁を記録。エンゼルス移籍1年目の2004年には打率.337、39本塁打、126打点の好成績でア・リーグMVPに選出された。通算では2590安打、449本塁打、打率.318、OPS.931をマークし、2018年にアメリカ野球殿堂入りを果たした。ゲレーロJr.はメジャー昇格当初こそメジャーレベルの投手に苦しんだものの、その後は徐々に本領を発揮し、今季ここまで22試合に出場して打率.241、5本塁打、OPS.761をマークしている。

一方、ビジオの父クレイグは、アストロズ一筋で20年にわたってプレイした名二塁手であり、通算3060安打を記録。オールスター・ゲーム選出7度、シルバースラッガー賞5度、ゴールドグラブ賞4度という輝かしい実績を誇り、背番号「7」はアストロズの永久欠番となっているほか、2015年にはアメリカ野球殿堂入りを果たした。息子キャバンは24歳の有望株で、昨季はAA級で26本塁打、99打点をマーク。今季は初のAAA級で打率.307、6本塁打、OPS.949と結果を残し、初めてのメジャー昇格となった。

なお、ブルージェイズのマイナー組織にはゲレーロJr.やビジオのほかにも有名選手の息子、いわゆる「二世選手」が多く在籍している。ボー・ビシェットはロッキーズなどで活躍したダンテ・ビシェットの息子、グリフィン・コーナインは2度のワールドシリーズ制覇の経験があるジェフ・コーナインの息子、ケーシー・クレメンスは大投手ロジャー・クレメンスの息子である。