甘夏ゼリー食べて 高総体「頑張って」 家庭部 460個手作り 佐世保商高

甘夏のゼリーを袋詰めする家庭部員=佐世保商業高

 県高校総合体育大会を前に、県立佐世保商業高(佐世保市吉岡町)の健闘を願い、家庭部(太田明日美部長、37人)の部員が22、23の両日、甘夏のゼリー460個を作った。27日に希望する生徒に贈る。
 これまではおにぎりを贈っていたが、今回からゼリーに変えた。県産の旬の甘夏を使用。酸味を生かし、さっぱりとした味に仕上げた。砂糖漬けにした皮を入れ、見栄えをよくした。
 袋詰めにしてスプーンがなくても食べられるように工夫。部員は手分けして、甘夏を切ったり、煮たり、袋詰めする作業に取り組んだ。
 太田部長(17)=3年=は「ゼリーの食感を調整するのが難しかったが、おいしくできた。一つでも多くの試合ができるように頑張ってほしい」と、活躍を期待していた。

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