9回表スアレス逆転2ラン レッズがカブスを破る

【レッズ6-5カブス】@リグリー・フィールド

レッズは8回裏に5番手のデービッド・ヘルナンデスがウィルソン・コントレラスに勝ち越しタイムリーを許し、敗色濃厚となっていたものの、9回表無死一塁から3番のエウヘニオ・スアレスが起死回生の14号逆転2ラン。1点リードをクローザーのライセル・イグレシアスが守り抜き、敵地でのカブス3連戦の初戦を制した。勝ち越し打を浴びたヘルナンデスが今季初勝利(2敗)、イグレシアスは今季11セーブ目をマーク。カブスは先発のカイル・ヘンドリックスが6回3失点と試合を作ったものの、リリーフ陣が崩れ、逆転打を浴びた4番手のスティーブ・シーシェックは今季2敗目(1勝)を喫した。

試合序盤はカブスが主導権を握り、レッズ先発のアンソニー・ディスクラファーニから初回にカイル・シュワーバーが8号ソロ、3回裏にクリス・ブライアントが12号2ラン、アンソニー・リゾーが二者連発となる14号ソロを放って4点を先行。レッズはヤシエル・プイーグが4回表にタイムリー、6回表に8号2ランを放ち、7回表には2番手のブラッド・ブラックからジェシー・ウィンカーがタイムリー二塁打を放って4対4の同点に追い付いた。8回裏のカブスはレッズ4番手のアミール・ギャレットから二死一・二塁のチャンスを作り、コントレラスが5番手のヘルナンデスからセンターへのタイムリーを放って勝ち越しに成功。しかし、レッズは9回表にスアレスがセンター左への逆転弾を放ち、その裏をクローザーのイグレシアスが三者凡退に抑えて鮮やかな逆転勝利を収めた。

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