ルクレールがトップも、チームメイトのベッテルがクラッシュ【タイム結果】F1第6戦モナコGP フリー走行3回目

 2019年F1第6戦モナコGPフリー走行3回目はフェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマーク。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番手、ピエール・ガスリーは5番手となっている。

 5月25日土曜の現地時間12時にスタートしたFP3は、気温20℃、路面温度32℃、ドライコンディションでのセッションとなった。

 各チーム、インスタレーションラップ後、10分経過時点でまずは今週末好調な走りを見せているアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)が1分13秒775でトップタイムをマーク。

 しかし、その後すぐにメルセデス、フェラーリ勢がコースインし、バルテリ・ボッタスが1分12秒238でトップに浮上している。

 17分経過時点でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がブレーキをロックさせ、ターン1でクラッシュ。フロントウイングが大きく破損。これでバーチャルセーフティカーとなり、ベッテルは貴重はFP3のセッションを失うことになってしまった。

 ベッテルのマシンが回収されVSC解除後、ルイス・ハミルトンが1分12秒034でトップタイムを更新。フェルスタッペンは2番手、ガスリーは4番手の位置につける。

 30分経過時点で、トップに浮上したボッタス、2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペン、4番手ルクレール、5番手ガスリーという順位。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトは8、9番手と中団勢の中でも好調は走り。

 40分時点でルクレールが全体ベストを刻みながら1分11秒265のトップタイムをマーク。しかし、FP2でハミルトンが記録した1分11秒118にはまだ届かない。

 セッションも残り6分となったところで、メルセデスとフェラーリ勢以外の各車続々とアタックを開始。クビアトが6番手、アルボン8番手となるが、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがクビアトを上回る6番手、キミ・ライコネンは9番手タイム。今回も中団勢は熾烈な戦いが予想される。

 結局、メルセデス勢はアタックを行わず、ルクレールがトップタイムのままセッション終了となった。

■2019年F1第6戦モナコGP フリー走行3回目 リザルト

Pos No. Driver Team Time Laps

1 16 C.ルクレール フェラーリ 1’11.265 25

2 77 V.ボッタス メルセデス 1’11.318 26

3 44 L.ハミルトン メルセデス 1’11.478 26

4 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’11.539 23

5 10 P.ガスリー レッドブル・ホンダ 1’11.738 26

6 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1’12.170 22

7 26 D.クビアト トロロッソ・ホンダ 1’12.194 27

8 20 K.マグヌッセン ハース 1’12.270 24

9 7 K.ライコネン アルファロメオ 1’12.308 26

10 23 A.アルボン トロロッソ・ホンダ 1’12.338 31

11 27 N.ヒュルケンベルグ ルノー 1’12.489 25

12 3 D.リカルド ルノー 1’12.519 25

13 8 R.グロージャン ハース 1’12.566 26

14 5 S.ベッテル フェラーリ 1’12.583 7

15 55 C.サインツJr. マクラーレン 1’12.862 28

16 4 L.ノリス マクラーレン 1’12.914 25

17 11 S.ペレス レーシングポイント 1’13.232 22

18 18 L.ストロール レーシングポイント 1’13.622 20

19 88 R.クビサ ウイリアムズ 1’14.086 26

20 63 G.ラッセル ウイリアムズ 1’14.305 26

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