子ども支援基金、対象を拡大 諫早・大村に加え雲仙も

 ジスコ不動産(長崎県諫早市)は、子どもの教育促進や進学支援を目的とした「子ども支援基金」の応募を受け付けている。対象地域をこれまでの諫早、大村両市から拡大し、本年度から新たに雲仙市を追加した。募集は6月末まで。
 不動産、ホテル業の同社は社会貢献活動の一環として2016年から諫早、大村の計4カ所で毎月1回ずつ、「子ども食堂」を運営している。同基金は、「子ども食堂」の活動を発展させた形で昨年度から始めた。3~15歳(中学3年)を対象に月1万5000円(年間18万円)を原則1年間支給し、返済は不要。最大10人。
 同社は「雲仙市でも支援が必要な子どもがいると聞き、対象を拡大した。今後も、子どもの健やかな成長を支援していきたい」としている。申し込みは同社ホームページ(http://www.jisco-group.net)内のフォームから。選考を経て対象者を決定する。同社(電0957.27.1112)。

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