長崎県内 早くも今年初の真夏日 島原30.9度、松浦30.0度

真夏を思わせる日差しの中、日傘を差して歩く市民=長崎市栄町、眼鏡橋付近

 長崎県内は25日、高気圧に覆われ、島原市で気温30.9度、松浦市で30.0度を観測し、今年初めて30度以上の真夏日となった。
 長崎地方気象台によると、観測地点20カ所のうち、今年の最高気温となったのは島原、松浦のほか大村29.4度、雲仙岳26.7度、対馬市鰐浦26.6度。17カ所で気温25度以上の夏日となった。長崎市内では、日傘や薄手のストールで日差しをしのぐ姿が見られた。
 同気象台によると、27日ごろまではおおむね晴れる見込みで、真夏並みの高温が予想される所もある。小まめに水分を補給し、熱中症などに注意するよう呼び掛けている。

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