菊池4回途中10安打5失点KO アスレチックスは8連勝

【マリナーズ5-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

今季12度目の先発登板に臨んだマリナーズの菊池雄星は、自己ワーストタイとなる10本のヒットを浴び、1イニング限定登板だった日本時間4月27日のレンジャーズ戦を除くと自己最短となる4回途中5失点(自責点4)でノックアウトされて今季2敗目(3勝)を喫した。菊池は初回にマット・チャップマンに先制の12号ソロを浴びると、味方が同点に追い付いた直後の3回裏にはジュリクソン・プロファーのタイムリー内野安打で失点。再び味方が同点とした直後の4回裏にはマーカス・セミエンとチャド・ピンダーの連続タイムリーで3点を失った。アスレチックス先発のマイク・ファイアーズは6回3失点で今季4勝目(3敗)。マリナーズは最終回に1点差まで追い上げたものの、あと一歩及ばなかった。

チャップマンの先制ソロで幕を開けた一戦は、3回表にマリナーズがミッチ・ハニガーのタイムリーで同点とするも、その裏にアスレチックスが二死満塁からプロファーのタイムリー内野安打で勝ち越しに成功。4回表にはドミンゴ・サンタナの9号ソロでマリナーズが再び同点に追い付いたが、4回裏にアスレチックスがセミエンのタイムリーとピンダーの2点タイムリー二塁打で3点を勝ち越した。5回表にはハニガーに13号ソロが飛び出し、2点差となったものの、アスレチックスは8回裏にラモン・ラウレアーノの犠牲フライで1点を追加。9回表のマリナーズは、アスレチックスのクローザー、ブレイク・トライネンを攻め、サンタナの10号ソロとJ.P.クロフォードのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄ったが、アスレチックスが1点差で逃げ切り、連勝を8に伸ばした。

© MLB Advanced Media, LP.