逆転されるも再逆転 新人・ウォルシュがサヨナラ打

【レンジャーズ2-3xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

8回までレンジャーズ打線を零封し、1点をリードしていたエンゼルスは、9回表にクローザーのハンセル・ロブレスが2点を失ってレンジャーズに逆転を許したものの、その裏にレンジャーズのクローザー、ショーン・ケリーから2点を奪って逆転サヨナラ勝ち。代打で登場した新人ジャレッド・ウォルシュがメジャー初のサヨナラタイムリーで試合に終止符を打った。ロブレスは今季2勝目(0敗)をマークし、ケリーは今季初黒星(3勝)。エンゼルスの大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場し、三振(ファウルチップ)、一塁への内野安打、セカンドゴロ、ショートライナーで4打数1安打だった(打率.237)。

レンジャーズがエース左腕のマイク・マイナー、エンゼルスがタイラー・スキャッグスの先発で始まった一戦は、3回裏にコール・カルフーンの10号ソロでエンゼルスが先制。その後、スキャッグスからタイ・バットリー、キャム・ベドロージアン、ロブレスと繋ぎ、1点のリードを守っていたエンゼルスだが、8回表から登板していたロブレスが9回表に捕まり、ロナルド・グスマンのタイムリー二塁打とルーグネッド・オドーアのタイムリーで2点を失って逆転を許した。しかし、9回裏一死からルイス・レンヒフォがヒットで出塁し、カルフーンのタイムリー二塁打で2対2の同点に。その後、二死二塁となり、9番のダスティン・ガーノーの代打として登場したウォルシュが遊撃エルビス・アンドルースと左翼ハンター・ペンスの間にポトリと落ちるサヨナラタイムリーを放って試合に決着をつけた。

© MLB Advanced Media, LP.