『FourFourTwo』は「来季チャンピオンズリーグを制覇するためにバルセロナが獲得すべき6名」という記事を掲載した。
国内ではこの5シーズンで4度の優勝を果たし、圧倒的な力を見せているバルセロナ。しかしチャンピオンズリーグでは2015年以降タイトルから遠ざかっており、決勝にもたどり着けていない。
そろそろ欧州の頂点に立たなければ…そのために獲得すべき6名の選手とは?
マタイス・デ・リフト(アヤックス/DF)
かなり前から関心は明らかだ。フレンキー・デ・ヨングを獲得した後、バルセロナはアヤックスから新しいスター選手を獲得しようとしている。それはすなわちアムステルダムのキャプテンだ。
19歳でチームをチャンピオンズリーグ決勝に導いた、驚くほど成熟している選手。2年前にはフル代表のデビュー戦で悔しい思いをしたものの、それから急激に成長していった。
スマートなリーダーであり、ボールを持ってもエレガント。彼はジェラール・ピケを完璧に置き換えられる存在だ。
ハキム・ジヤシュ(アヤックス/FW)
バルセロナは、かつて持っていたアヤックスとのコネクションを再建しようとしている。デ・ヨングに加えて3人目、ハキム・ジヤシュが取引されても不思議ではない。すでにクラブは退団の可能性が高いと発表している。
全公式戦で21ゴール24アシストを決めたモロッコ代表の彼は、今季実りの多いシーズンを過ごした。まだ26歳であり、サイドでも中央でもプレーできる。あの攻撃的なスタイルもカンプ・ノウで受け入れられるだろう。
ウスマヌ・デンベレよりも一貫性があることは示されているし、フィリペ・コウチーニョよりバルセロナに適している。デ・ヨングとデ・リフトがいるなら、なおさら理解は早く深まるだろう。
ユースフ・アッタール(ニース/DF)
もうそろそろバルセロナはトップレベルの右サイドバックが必要だ。ネウソン・セメドではない。そして本職はMFのセルジ・ロベルトでもない。
カンプ・ノウには少なくともダニ・アウヴェスを彷彿とさせる誰かが必要なのだ。その候補としてあげられるのが23歳のアッタールである。ニースで素晴らしいデビューシーズンを過ごし、守備でも力を発揮した。
攻撃が得意であり、サイドバックだけでなくウイングもこなせる。そのような応用力はダニ・アウヴェスが見せていたものであり、アッタールも同じ文脈の中でスターになれる存在だ。
マキシ・ゴメス(セルタ/FW)
ルイス・スアレスはそれなりに批判は受けながらもまだ成長している。とはいえ彼も年齢が年齢なので、その長期的な後継者を探さなければならない状態ではある。
それなら、セルタでの2シーズンで30ゴールを決めた別のウルグアイ人はどうか。スアレスと比べればクラシカルなストライカーだが、その機動力と戦術性はメッシのためのスペースを空けられる存在であるとも言える。
この22歳は成功に飢えているハンターだ。すばやく適応することができれば、カンプ・ノウですぐさまブレイクする可能性がある。
カルロス・ソレル(バレンシア/MF)
中盤にもそろそろもう一つオプションが必要だろう。確かにフレンキー・デ・ヨングはやってきたが、ラキティッチやブスケツの年齢を考えればだ。そして、そこに加えるならばソレルはいい選択肢だ。
13歳だったときからバルセロナはチェックをしてきたと言われているが、ソレルは愛するバレンシアで戦い続けた。それが功を奏し、その実力を着々と高めている。
22歳になった今、そろそろバルセロナへとステップを進める時かもしれない。献身性があり、思考速度も早く、ボールも捌ける。得点力は課題かもしれないが、バレンシアがチャンピオンズリーグ出場権を手にしたときにゴールを決めたのは彼だった。
フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリー/DF)
リオネル・メッシとジョルディ・アルバの相互理解はバルセロナの大きな資産である。とはいえ、守備という点では時に左サイドが弱点となってしまうこともあり、性質を変えられるオプションが必要だ。
どんな選手が必要か?ベンチに座っていても不満分子にはならず、必要な時に守備面で最高の品質が出せる、経験豊かな男をだ。
それはフリーエージェントで獲得できるフィリペ・ルイスにほかならない。34歳という年齢ではあるが、彼はバルセロナを熟知しているし、スムーズにフィットするはず。短期的な解決方法としては最適だろう。