大洗高と水戸女子高 英名門金管奏者と共演 晴れ舞台、練習に熱 6月16日・水戸

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英国の金管アンサンブルと同じ舞台に立つ公演に向け練習に励む水戸女子高吹奏楽部=水戸市上水戸

英国の名門金管アンサンブル「セプトゥーラ」と、県内二つの高校の金管バンドの演奏を組み合わせたブラスコンサートが6月16日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で開かれる。いばらき文化振興財団が「ブラスフェスティバル2019」として企画。2校はそれぞれ、プロとの晴れ舞台に心躍らせ、本番に向けた練習に励んでいる。

出演するのは、大洗高マーチングバンド部と水戸女子高吹奏楽部。共に評価の高い高校バンド。大洗高はマーチングバンドの全国大会に19回の金賞受賞歴があり、水戸女子高は東日本学校吹奏楽大会で3年連続金賞を果たした実績を持つ。

ブラスフェスは、2016年から始まった企画で、今年で4回目。一流の金管バンドを招請し、県内の吹奏楽団など数組と共演するスタイルが特徴で、今年は、BBC交響楽団やロンドン交響楽団などの花形として活躍する金管奏者7人からなる「セプトゥーラ」を招いている。

演奏会は2部構成で、第1部は2校が30分間ずつ3〜4曲を演奏。第2部でセプトゥーラが登場し、約1時間演奏する。予定のプログラムでは、ショスタコービッチの「弦楽四重奏曲第8番」など5曲が組まれている。本番まで1カ月を切り、2校の練習にも熱がこもっている。

水戸女子高は、8月の県吹奏楽コンクールで演奏する予定の「シネマ・シメリック」など2曲と、振りが付く「シンク・シンク・シンク」など計4曲を予定。69人の部員をまとめる部長の2年生、関根美羽(みわ)さんは「同じ金管を吹いているプロの人たちと間近で交流できるのが楽しみ」と話す。

大洗マーチングバンド部は、1年生、2〜3年生、カラーガーズの3チームが1曲ずつ演奏、最後に88人全員での合唱も披露する。セーラー服姿をそろえた男女のきびきびした演奏が持ち味だ。部長の3年生、由井廉之佑(れんのすけ)さんは「出せる力を精いっぱい出して、プロ(の奏者)と聴衆を感動させたい」と話す。

開演は午後2時(同1時半開場)。チケットは一般2500円、大学生以下1500円(いずれも税込み)。同会館などで販売中。問い合わせは同会館(電)029(241)1166
(佐川友一)