“癌サバイバー”エミコと一昨日還暦を迎えたスティーブの２年ぶりの帰国を祝って、「第７回 エミコ＆スティーブ一時帰国祝 何度でもやったるねん壮行会」が大阪難波の「居酒屋 奴」で開催された。
text＆photo:シシャチョーさこやん
開催日時●2019年５月26日（日）
２年前この会場で車椅子に乗っていたエミコが、10年ぶりに自転車に乗り始めた！
２年ぶりの開催に集まったメンバーは、なんと40人。
エミコは、７年前にはじめてこの会を開いてもらった時を振り返り「あのときは、結構大変やったんですが、こうして元気に戻ってくることができてめちゃ嬉しい。半年前から自転車に乗り出して、一日２～５kmずつ乗れるようになりました。おかげさまで半年で1200km走った。東京オリンピック後を目標に世界一周の続きを頑張りすぎない頑張りを続けたい（笑）。」
大変なことをさらりと語るのも彼女の魅力のひとつであるが、それを聞きに関東からも多くの人が駆けつける気持ちも分かった気がしたひとときであった。
また、平成元年からエミコと一緒にいるスティーブは、還暦を迎えた感想を聞かれると「自分自身新たな旅の始まりだと思っている。この新たな旅の始まりに伴い、これからもまた皆さんと何度も何度も会えることを楽しみにしています。」
会場には、世界中を旅した人が何人もいて、初めて耳にするような会話で盛り上がり、さらに還暦を超えた人も多く、たいへんな賑わいであった。
ふたりの世界一周のゴールは、確実に近づいている。
