伊勢 お守りや神具にアマモ刈り取り 二見興玉神社沖で「藻刈神事」 三重

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【船上から鎌でアマモを刈り取る神職ら=伊勢市二見町の二見興玉神社沖で】

 【伊勢】三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社沖で26日、お守りや神具に使う海藻のアマモを刈り取る「藻刈神事」があった。

 サカキと5色ののぼりを立て、しめ縄を張り巡らせた小舟に、金子清郎宮司ら神職が乗った。夫婦岩の沖合約700メートルの海中にある神社ゆかりの岩礁「興玉神石(おきたましんせき)」の周りを3周してお神酒をささげ、岩礁に生えたアマモを鎌で刈り取った。

 刈り取ったアマモは神前に奉納した後、天日で乾燥させ、おはらいの神具に使われるほか、お守り「無垢塩草(むくしおくさ)」として参拝者に授与される。無垢塩草は、身に付けたり風呂に入れて身のけがれを払ったり、門口に置いて災い除けにするという。