ITechLawが新たな書籍を出版し、責任ある人工知能のための原理の草案に関して世界的に意見を募集

米バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 国際技術関連法協会(ITechLaw)は、新たな書籍「Responsible AI: A Global PolicyFramework」を刊行いたしました。本書は詳細な検討と8つの議論原理を提供し、人工知能の責任ある開発、導入、使用に関する最新の技術と倫理的問題を扱っています。

16カ国にわたる54人の技術法専門家、業界代表者、研究者による分野横断的集団によって執筆された本書は、次のような原理に基づく実際的な枠組みを提供しています。

  • 倫理的目的と社会的便益
  • 説明責任
  • 透明性と説明可能性
  • 公正性と非差別
  • 安全性と信頼性
  • オープンデータと公正な競争
  • 個人情報保護
  • AIと知的財産

ITechLaw社長で書籍編集者のCharlesMorganは、このように語っています。「AIの研究、開発、導入の進展スピードが加速していることは、驚異的であり、危険も感じます。AIは、好ましい社会的影響をもたらす莫大な可能性を秘めていますが、意図しない重大な結果をもたらす危険も秘めています。政策立案者、業界代表者、組織、AI研究者が確かな倫理的指針を求めていることは、驚くべきことではありません。十分な研究に基づいた本書は、そのような可能性について詳述し、責任あるAIに関する世界的対話や行動を加速させる行動を呼びかけるものです。」

本書は、初版のポリシー・フレームワークに関して一般の意見を募集する期間を設けます。期間は5月23日から9月1日で、www.itechlaw.org/ResponsibleAIとResponsibleAI@itechlaw.orgで実施されます。いただいた意見は、2019年後半に予定されている第2版に向けて検討されます。

本書はITechLawの出版物ですが、組織としての方針を反映したものではありません。ITechLawは、著者たちの1年に及ぶ成果を出版することで、責任あるAIを緊急に技術的・法的議論の最前線にもたらし、一般のコメントを求めて組織化する場として役立てることを意図しています。

議論の原理とフレームワークは、www.itechlaw.org/ResponsibleAIから無料でダウンロードできます。304ページにわたる印刷書籍である本書は、責任あるAIに関する課題を探求し、解決策を提案しています。本書は、ITechLaw会員の場合は45米ドル、非会員の場合は79米ドルでご注文いただけます。電子ブック版は、9.99米ドルで提供されています。

メディア:メディア・キットはITechLaw.org/ResponsibleAIでアクセスでき、印刷版や電子ブックについてはereineke@itechlaw.orgに電子メールでご連絡ください。#ResponsibleAI_ITechLawツイッター)、@ITechLawフェイスブック)、InternationalTechnology Law Associationリンクトイン)で対話のフォローをお願いいたします。

70カ国に会員を有する国際技術関連法協会(ITechLaw)は、技術と法律を専門とする法律専門家のトップ組織です。

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Contacts

Emily Reineke, CAE, Managing Director, ITechLaw, +1 703 506 2895 EDT
KristinClarke, CAE, PR/Communications, +1 571 344 5422

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