長崎・稲佐山に眠る!?「ゴジラ」

 長崎港を一望する観光名所稲佐山(標高333メートル)の登山道に怪獣「ゴジラ」の顔のような岩があると一部の登山者の間で話題になっている。

 場所は長崎市立岩町の登山道入り口から10分ほど登ったところ。大きな岩が一部えぐれており、口を開けた怪獣のよう。目や鼻のように見える突起物もある。さらに登ると、ゴジラの背中のようなごつごつした岩尾根が続く。

 長崎港を取り巻く山々は太古の昔、火山活動でできたとされる。冷えて固まった溶岩を怪獣の体に見立て、「稲佐山にはゴジラが眠っている」-。こんな想像を膨らませながら尾根を歩くと、登山が一層楽しくなりそうだ。

 


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