今季初登板のヒーニーが力投 エンゼルス逆転勝利

【レンジャーズ6-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは左肘の炎症により開幕から故障者リスト入りしていたアンドリュー・ヒーニーが今季初登板初先発。5回85球を投げて8つの三振を奪った一方、レンジャーズ打線を秋信守(チュ・シンス)の9号ソロとハンター・ペンスの11号ソロの2安打2得点のみに抑える力投を見せ、チームの勝利に貢献した。エンゼルスは4点ビハインドの7回裏に打者10人を送り込む猛攻で6点を奪って逆転勝利。3番手のルイス・ガルシアが今季初勝利(1敗)、5番手のジャスティン・アンダーソンが今季初セーブをマークした。大谷翔平は定位置の「3番・指名打者」で先発出場。ピッチャーゴロ、センターライナー、ファーストゴロ、センターへの犠牲フライで3打数ノーヒット1打点だった(打率.226)。

初回にマイク・トラウトの12号ソロで先制したエンゼルスは、4回表にヒーニーが2本塁打で2点を失い、6回表には2番手のテイラー・コールがペンスのタイムリー二塁打、ローガン・フォーサイスとルーグネッド・オドーアのタイムリーで3失点。しかし、7回裏に打線が繋がり、ルイス・レンヒフォの2点タイムリー、トラウトのタイムリー二塁打、大谷の犠牲フライで一気に同点とし、さらに相手のミスが重なって2点を勝ち越すことに成功した。9回表にアンダーソンが無死一塁から秋にタイムリー二塁打を浴び、1点差に詰め寄られたものの、一死三塁のピンチを凌いでなんとか逃げ切り。レンジャーズは先発のアリエル・ジュラードが7回途中2失点と好投したものの、2番手のジェフリー・スプリングスが一死も取れず4失点と大誤算で今季初黒星(2勝)を喫した。

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