宝塚歌劇の殿堂に園井恵子さん

広島で被爆、犠牲のスター

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 慰問先の広島で被爆し、32歳で亡くなった宝塚歌劇団のスター園井恵子さんが28日までに、歌劇の発展に貢献したスターやスタッフをたたえる施設「宝塚歌劇の殿堂」の顕彰者に新たに選ばれた。31日から兵庫県宝塚市の宝塚大劇場内にある同施設で、園井さんを紹介するブースを公開する。

 園井さんは岩手県出身で、1930年に初舞台。男役ながら母親や老人など幅広い役柄を演じた。42年に退団後、映画「無法松の一生」で俳優阪東妻三郎の相手役を務めるなど注目を集めた。45年8月6日、移動演劇隊「桜隊」の巡業中に広島で被爆し、同21日に神戸で死去した。