統一選選挙違反で2件9人書類送検 長崎県警、警告は150件

 長崎県警は27日、今春の統一地方選における県内の選挙違反の取り締まり結果を発表した。2件を摘発し、計9人を書類送検した。
 県警捜査2課によると、告示前に票の取りまとめを目的に接待の席を設け、飲食した「供応買収」で8人、特定の候補者への投票を促す文書を配った「法定外文書頒布」で1人をそれぞれ書類送検した。
 警告は150件で、前回2015年と比べて36件増加。公営掲示場以外に選挙ポスターを掲示した事案などがあった。
 県警は同日、3月19日に本部と県内23署に設置した統一地方選挙違反取締本部を解散した。

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