球界屈指の強力ブルペンが本領発揮 ヤンキース逃げ切り

【パドレス2-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは質量ともに球界屈指のブルペンがしっかり実力を発揮してパドレスに主導権を渡さず、5対2で勝利して本拠地ヤンキー・スタジアムでの3連戦の初戦を制した。オープナーのチャド・グリーンが三者三振という最高のピッチングを見せたあと、2番手のデービッド・ヘイルは2回表に2点を失ったものの、4回3安打2失点とまずまずのピッチング。打線は2回裏に2本塁打で3点を奪って逆転し、そのリードをアダム・オッタビーノ、トミー・ケインリー、ザック・ブリットン、アロルディス・チャップマンと繋ぐ豪華リレーで守り抜いた。ヤンキースは今季グリーンをオープナーで起用した試合で3戦3勝。アーロン・ブーン監督は「今日はブルペンが素晴らしかった」とリリーフ陣の好投を称えた。

2回表にヘイルが一死一・二塁のピンチを招き、ジョシュ・ネイラーとオースティン・ヘッジスのタイムリー二塁打で2点を失ったヤンキースは、直後の2回裏にパドレス先発のマット・ストラームからクリント・フレイジャーが10号ソロ、ブレット・ガードナーが8号2ランを放ち、逆転に成功。試合はヤンキースが1点をリードしたまま後半に突入し、6回表をオッタビーノ、7回表をケインリー、8回表をブリットンが無失点に抑えると、8回裏にゲーリー・サンチェスの16号ソロなどで貴重な2点を追加した。3点リードの最終回はチャップマンが無死二塁のピンチを招きながらも後続3人を抑えて試合終了。パドレス先発のストラームは6回10奪三振3失点と力投するも一発に泣いた。

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