現地時間27日にチャンピオンシッププレーオフ決勝が聖地ウェンブリー・スタジアムで行われ、アストン・ビラとダービー・カウンティが激突した。
【チャンピオンシップ】ビラとダービーによる一発勝負！プレミア昇格をかけ聖地ウェンブリーで火花散らす！ 〜プレーオフ決勝プレビュー〜
ビラのアシスタントコーチを務めるジョン・テリー氏、ダービーを率いるフランク・ランパード監督と、奇しくもチェルシーのレジェンド対決となった同カード。張り詰めた緊張感の中、攻勢に出たのは2シーズン連続プレーオフ決勝進出となったビラだった。ダービーと公式戦ここ9試合で1敗しかしていないビラは、高い位置から人数をかけてプレスを仕掛け、ダービーの自由を奪う。すると44分、右サイドでフリーとなったアーメド・エル＝モハマディが右足でクロスを供給し、走り込んだアンワル・エル・ガジがヘディング弾でゴールを奪取。ビラが貴重な先制点を挙げて試合を折り返す。
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プレーオフ決勝において、先制したチームがほぼ必ず勝利するというデータを裏付けるように、後半に入りビラがさらに攻め立てる。59分、エル・ガジがペナルティエリア手前の左から放ったシュートがDFに当たると、浮き上がったボールはゴール前に。GKの処理のもたつきを見逃さなかったジョン・マッギンが頭で押し込み、ビラがリードを2点に広げる。反撃に出たいダービーは、81分にマーティン・ワグホーンが1点を返すものの、逆転するまでには至らず。2-1と勝利したビラが、4シーズンぶりのプレミアリーグ昇格を果たした。
