大人気「いきもの事典」シリーズ! 『絶滅危惧種のふしぎ ぎりぎり いきもの事典』 5月28日より発売

2019/5/23
高橋書店

パンダやラッコ、コウテイペンギン…
人気の彼らも、実は絶滅に危機に瀕していた!
コミカルな文章とイラストで、
絶滅危惧種65種の生態や現在の状況が楽しくわかる

株式会社高橋書店は、シリーズ累計発行部数290万部を突破した大人気シリーズ『ざんねんないきもの事典』に続き、新たないきもの事典として、『絶滅危惧種のふしぎ ぎりぎり いきもの事典』を2019年5月28日(火)に発売いたしました。「絶滅種」への関心が高い昨今、「絶滅“危惧”種」について、子どもたちが楽しく読み、関心を深められる内容となっています。

東京上野にある上野動物園には350種をこえる動物がいますが、その内の約80%以上が絶滅危惧種といわれています。動物園の人気者・ジャイアントパンダやみんながおいしく食べているウナギ、キャラクターとしても人気のラッコやコウテイペンギンなどが、実は絶滅の危機に瀕しているのです。

本書ではそんな、「絶滅危惧種」に注目し、彼らを遠い世界の赤の他人ではなく、身近な存在に感じてもらえるよう、ある街の「いなくなり荘」のゆかいな住人たちとして紹介します。監修者には人気ラジオ番組「子ども科学電話相談」にもご出演の成島悦雄さんをむかえ、コミカルな文とイラストで、絶滅危惧種の生態や現在の状況を解説します。

絶滅危惧種だけでなく、環境や人間の行動に対する関心が深まる、子どもはもちろん大人も楽しみながら学べる、新しいいきもの事典です。

本書で紹介する“ぎりぎり”な絶滅危惧種を一部公開!

絶滅危惧種とは「絶滅が心配されている生き物」のこと。本書では絶滅危惧種65種をご紹介。中には絶滅危惧種だったが「あるきっかけで生き残れた」生き物も! 本書の中で紹介している、ヤバい事情を抱えた絶滅危惧種・まさかの復活劇をとげた元・絶滅危惧種を一部紹介いたします。

本書で伝えたいメッセージ

絶滅危惧種に関する書籍は、自然保護の観点から人間の身勝手さを強調する傾向があります。しかし、街で暮らす人が、自然界に住む生物の生活を想像したり、思いやって生活することは容易ではありません。まずは楽しみながら、絶滅危惧種に関心を持ってもらいたいと考えました。環境変化や進化の背景には、多くの “人間の営み”が影響しています。子どもたちを中心とした読者に、自分たちの暮らしと生き物たちの暮らしを見つめ直し、考えるきっかけを与える本になってほしいと考えています。

プロフィール

監修:成島悦雄

東京農工大学卒。上野動物園、多摩動物公園の動物病院勤務などを経て、井の頭自然文化園園長を務め、日本獣医生命科学大学客員教授、日本野生動物医学会評議員を歴任。現在は公益社団法人日本動物園水族館協会 専務理事。書籍監修・著書多数。

コメント

この本には、絶滅のおそれのある生き物、つまり「ぎりぎり生き残っている」生き物が登場します。生き物が数を減らしている理由は諸説ありますが、その多くは私たち人間の活動の結果と結びついています。この本を通じて、生き物の生態や結びつきを楽しく学び、彼らと生き続けていく方法を考えてもらえたらうれしいです。

商品仕様

■書名 :絶滅危惧種のふしぎ ぎりぎり いきもの事典
■定価 :1,000円(税抜)
■発売日 :2019年5月28日(火)
■発売元 :株式会社高橋書店
■ISBN :978-4-471-10376-7
■版型 :四六版
■ページ数 :160ページ

同時発売!『外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典』

在来種を脅かす、悪い存在と捉えられがちな外来生物のちょっとせつない来日理由や生態に迫る! 本来その場所にいなかったはずの彼らは、“人間の手”により持ちこまれた様々な理由がある。かわいらしいイラストや短編マンガを交えながら、見知らぬ土地に連れてこられた外来生物のせつない気持ちや来日当時の様子をコミカルに描く。
様々な番組で活躍する爬虫類ハンター・加藤英明さん監修のもと、ポップかつユーモア満載に全59種の外来生物を紹介。読めば外来生物への見方が変わること間違いなしの、子どもはもちろん大人も楽しみながら学べる一冊。

大人気!「ざんねんないきもの事典」シリーズとは

「ざんねんないきもの事典」シリーズは、一生懸命だけどどこか“ざんねん”な進化を遂げた生き物たちを紹介。2016年の『ざんねんないきもの事典』発売からじわじわと書店店頭で売り上げを伸ばし、2017年に第2弾を発売、口コミ人気も手伝いメディア露出も増え、人気が急上昇。現在、シリーズ累計290万部を突破。2019年6月にはシリーズ第4弾も発売予定。
(監修:今泉忠明)