好調・アスレチックス 06年以来13年ぶりの10連勝

【エンゼルス5-8アスレチックス】@オークランド・コロシアム

9連勝中と絶好調のアスレチックスは先発のクリス・バシットが6回途中5失点と不甲斐ないピッチングに終始したものの、打線が5回までに6点を奪ってバシットを援護。エンゼルスを8対5で破って本拠地オークランド・コロシアムでの3連戦の初戦を制すとともに、2006年以来13年ぶりとなる10連勝をマークした。6回終了時点で6対5と1点差に詰め寄られたアスレチックスだが、7回裏と8回裏に1点ずつを追加。7回表をルー・トリビーノ、8回表をホアキム・ソリア、9回表をクローザーのブレイク・トライネンが無失点に抑え、リードを守り抜いた。なお、エンゼルスの大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場。セカンドゴロ、ピッチャーゴロ、空振り三振、センターへのヒットで4打数1安打だった(打率.227)。

2回表にバシットがコール・カルフーンに先制のタイムリー二塁打を浴びたアスレチックスは、3回裏にロビー・グロスマンが同点のタイムリー二塁打。直後の4回表にアルバート・プーホルスの9号ソロなどで2点を勝ち越されたものの、4回裏にジュリクソン・プロファーが8号2ランを放ち、すぐさま同点に追い付いた。さらに5回裏にはジョシュ・フェグリーの7号ソロとスティーブン・ピスコッティの2点タイムリーで勝ち越しに成功。6回表にデービッド・フレッチャーのタイムリー二塁打とブライアン・グッドウィンのタイムリーで1点差に詰め寄られたが、7回裏にマット・チャップマンが14号ソロを放ち、8回裏にもマーク・キャナのタイムリーで1点を追加して8対5で逃げ切った。6回途中5失点のバシットが今季3勝目(1敗)をマーク。エンゼルス先発のトレバー・ケーヒルは5回途中6失点で今季5敗目(2勝)を喫した。

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