体罰禁止法案が衆院通過

全会一致、今国会成立へ

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児童虐待防止法と児童福祉法の改正案が可決され拍手する安倍首相。右は麻生財務相=28日午後

 衆院本会議は28日、親の体罰を禁止する児童虐待防止法と児童福祉法の改正案を全会一致で可決した。改正案は保護者に対する再発防止措置など野党の主張を一部取り込んでおり、与野党が足並みをそろえたことで参院審議を経て今国会で成立する見込み。一部を除き、来年4月に施行される。

 しつけと称した虐待が後を絶たないことを踏まえた改正案だが罰則規定はない。親権者が必要な範囲で子どもを戒めることを認めている民法の懲戒権の在り方については、施行後2年をめどに検討するとしている。

 改正案は都道府県や児童相談所に虐待をした保護者への医学的・心理的な指導実施に努めるよう規定した。